最新がん統計から見る、今知っておきたいこと

yoshiki
最新がん統計から見る、今知っておきたいこと
国立がん研究センターの最新データによると、がんの種類によって増加・減少の傾向が大きく異なることが分かっています。当院で特に注力している消化器がんについて、最新の統計をもとにご説明します。

日本のがん罹患数の推移(2016年→2024年)

データソース:
・2016年:全国がん登録実測値 995,132件
・2021年:全国がん登録実測値 988,900件
・2024年:国立がん研究センター予測値 979,300件
がん種 2016年
実測値
2021年
実測値
2024年
予測値
8年間の
増減数
増加率
全がん 995,132 988,900 979,300 −15,832 −1.6%
大腸がん 147,362 154,585 153,200 +5,838 +4.0%
肺がん 125,454 124,531 126,200 +746 +0.6%
胃がん 134,650 112,881 115,100 −19,550 −14.5%
乳がん 94,848 98,782 91,800 −3,048 −3.2%
前立腺がん 88,523 95,584 91,800 +3,277 +3.7%
膵がん 40,497 46,700 +6,203 +15.3%
肝がん 40,068 23,677 36,700 −3,368 −8.4%
悪性リンパ腫 32,622 37,300 +4,678 +14.3%
卵巣がん 10,933 12,700 +1,767 +16.2%
子宮がん 28,730 30,111 28,300 −430 −1.5%

主な傾向

📈 増加傾向のがん

  • 卵巣がん:+16.2%
  • 膵がん:+15.3%
  • 悪性リンパ腫:+14.3%
  • 大腸がん:+4.0%
  • 前立腺がん:+3.7%

📉 減少傾向のがん

  • 胃がん:−14.5%
  • 肝がん:−8.4%
  • 乳がん:−3.2%
  • 子宮がん:−1.5%

当院からのメッセージ

大腸がんが増加している背景

生活習慣の欧米化(高脂肪・低繊維食)や高齢化が主な原因と考えられています。しかし、大腸がんは早期発見・早期治療により完治が可能ながんです。

便潜血検査で陽性が出た場合、必ず内視鏡検査を受けてください。「痔だから大丈夫」と自己判断するのは危険です。

胃がんが減少している理由

ピロリ菌除菌の普及により、胃がんの発生が大きく減少しています。ピロリ菌の感染率は若い世代ほど低く、今後も胃がんは減少傾向が続くと予想されています。

当院でもピロリ菌検査・除菌治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

当院でできること

当院では、延べ5万件以上の内視鏡検査の実績を活かし、確実な早期発見に努めています。

大学病院同水準のELUXEO 7000システムを導入し、微細な病変も見逃さない高精度な観察を実現しています。

小さな早期大腸がんやポリープは、入院不要で当日切除が可能です。

⚠️ 重要なお知らせ
大腸内視鏡検査は非常に有効な検査ですが、1回の検査だけでは全てを見つけ切れないことがあります。検査後も年1回の便潜血検査を継続することをお勧めします。

早期発見が命を救います

便潜血陽性の方、検診を受けていない方は
お気軽にご相談ください

📞 079-447-3551

出典:国立がん研究センター「がん罹患数予測」、全国がん登録(厚生労働省)

※2024年の数値は予測値です。実測値とは異なる場合があります。

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