内科

この症状、何科?

yoshiki

「内科では無いと解ってはいるけど、どの科に受診すべきか解らない。」というお悩みは、あって当然です。
そんな時も、お気軽にお越し下さい。

 内科は、基本的には頭部や手足は専門外です。ただし、内科的疾患の結果として症状が出ている場合は診察することが出来ます。ただ、そんな判断を患者様に求めることは不可能です。


 例えば手足の症状であっても、外科の場合、整形外科の場合、皮膚科の場合等が有り、麻痺であれば脳外科かも知れません。
 症状をお伺いして、まず○○科を受診下さい、というアドバイスだけなら、診察料はいただきません。「また内科の病気の時に来て下されば良いです。」とそのまま、保険証をお返しし、オススメ科に行っていただきます。
 紹介状を要したり、診察するなら、初診料など診察料が発生します。

 診断を行っていく場合、その症状の最も起こりやすいところから見ていくのが王道です。ネットなどで調べると、「風が吹けば桶屋が儲かる。」的なことを良く書かれていますが、それでは遠回りとなり、診断が遅れてしまいます。
 自動車や電気製品などの機械の故障・修理も同じですよね。良くある故障から順番にチェックしていかないと、滅多に故障の無いことから検査していったら、診断・修理が遅くなってしまい、料金もドンドンかかってしまいます。病気も同じです。良くある疾患から順に検査して、除外していくことが大切なのです。そうで無いと、風邪のために全身CTなんて事にもなりかねません。
 たとえ精神科的疾患だと思っても、症状がある以上、まず内科で検査してそうで無いことを確認してからでないと、急を要しない限り、いきなり精神科受診は誤診してしまう可能性があります。

院長の性格を良く知っているかかりつけの方は、何でも気軽に相談されます。医療以外でも。(笑)

 初めての方でも、わざわざお越し下さった方には、そのご足労にお応えするため、アドバイスさせていただきます。ただし、かかりつけでも無く、初めてで電話だけの相談は、お受け出来ません。また、かかりつけ医があり、その先生の方が私よりも専門であるならば、そこに口を挟む事は出来ません。

 医師であり、その前に人であります。

医師と患者である前に、人と人である事を大切に思っていただける方に、是非来ていただきたいのです。

ABOUT ME
鹿嶽 佳紀
鹿嶽 佳紀
医療法人社団 鹿岳胃腸科・内科 理事長
内科医として30年、たくさんの経験を積ませていただいています。これからも皆様に最新・最良の治療を提供していきます。また、地域の医療水準の向上に貢献できるよう、日々進歩する医療を常に学んでいます。野鳥とDIYが大好きで、最近の休日は、専ら庭の手入れです。
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